サブプライムローンとそれが引き起こした世界的な問題

サブプライムローンという言葉をご存知でしょうか。サブプライムというのは「優良客ではない」「信用の低い借り手」という意味で、つまりは所得の少ない、借金を完済できない可能性のある債務者のことを言います。つまりサブプライムローンとは、そういった債務者を対象としたローン商品ということになります。
このサブプライムローンの特長は審査が緩いことですが、その分金利は高く設定されています。つまり借りたくても他所では借りられないといった層を対象とした金貸しで、言ってみれば、闇金融と同じことです。
違うのは、それがモグリであるかどうか、正規の会社であったかどうかということでしょう。よく聞くサブプライムローン問題とは、アメリカで2003年から起こった住宅ブームにより、このサブプライムローンの利用が急増したことに端を発します。 正規の住宅ローンでは借りられない層がこぞってこのサブプライムローンを利用して住宅を購入したわけですが、その後訪れた不況により返済が滞ってしまい、それにより貸し付けていた金融各社が次々と業績悪化に転じました。これにより投資していた欧米の金融機関も損害を被り、その余波が世界に広まり世界的な株価の暴落へと繋がったのです。
普通でしたら単に闇金業者が経営破綻したといったことで済む問題なのですが、 サブプライムローンを行っていた会社が正規の会社であったことと、大手金融機関群、それも大国アメリカのものがそこと繋がりがあったために、問題が大きくなってしまったのですね。

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